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【動画】2021年米国自動車保険顧客満足度調査の結果を解説

本動画では、米国自動車保険顧客満足度調査℠についての解説を行っています。

今回の調査では、総合満足度が前年から停滞していたことがわかりました。前年から総合満足度の向上が見られないのは2017年以来の傾向です。

また、保険会社のコミュニケーションが的外れであることがわかりました。「保険証券・支払方法」、「保険金支払」、「顧客対応」、「契約内容」、「保険料」のうち「保険料」は最も顧客満足度が低いファクターですが、前年比で最大の改善が見られました。一方「顧客対応」ファクターは大幅に低下したため、顧客満足度の向上には至りませんでした。

一方で、コロナ禍での保険料払い戻しに対する顧客の認識によりブランドの印象が改善しました。コロナ禍での保険会社による保険料払い戻しの取り組みを認識していた顧客の間では、全体的なブランドの印象が大幅に改善し、契約更新の意思にも反映されました。

そのほかにも、コロナ禍でテレマティクスの成長が促進されました。テレマティクス技術を用いて契約者の運転パターンを追跡し、安全運転や走行距離に応じて割引を適用する「利用者ベース保険(UBI)」を、自動車保険契約者の3分の1以上が試してみたいと回答しました。

最後に、保険料値上げの兆候があれば、自動車保険契約者はすぐに自動車保険を乗り換えることがわかりました。最近、保険料の値上げにより乗り換えをした顧客のうち、57%が200ドル以下の値上げでも自動車保険を乗り換えたと回答しました。

本調査についてさらに詳しい内容に関しては以下のリンクからプレスリリースを、
https://japan.jdpower.com/ja/press-releases/2021_US_Auto_Insurance_Study
他の業界や調査については以下のリンクからホームページプレスルームを、
https://japan.jdpower.com/ja/pressroom
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