Press Release

サービス産業へのソリューション提供の部門長として梅澤希一が参画

J.D. パワー、新体制 “グローバル・ビジネス・インテリジェンス”を立ち上げ

~サービス産業へのソリューション提供の部門長として梅澤希一が参画~

 

 CS(顧客満足度)に関するリサーチ・コンサルティングの国際的なリーディング・カンパニーである株式会社J.D. パワー ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本浩二、略称:J.D. パワー)は、金融、クレジットカード、保険、テクノロジー、メディア、通信、公益事業、トラベル、ホスピタリティ、医療といったサービス産業に向けた部門名称を4月1日付で“グローバル・ビジネス・インテリジェンス”に変更し、体制を新たにいたします。新体制となるJ.D. パワーのグローバル・ビジネス・インテリジェンス部門は、増え続けている業界および製品カテゴリーをまたいで高度かつ深みのある市場情報を提供するため、J.D. パワーが定評のある「顧客の声」に関する調査を活用致します。グローバル・ビジネス・インテリジェンス部門は、J.D. パワーのグローバル・オートモーティブ部門に並ぶ独立した事業部門として位置付けられます。

 

また、金融業界での豊富な経験を有する梅澤希一が部門長として参画いたします。梅澤はUBS証券、ゴールドマン・サックス証券、日本銀行、金融庁においてシニア・マネージメントの役職を歴任致し、金融業界での豊富な経験を有します。梅澤は米国本社J.D. パワーのシニア・バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるキース・ウェブスターの直属となります。

 

J.D. パワーCEOのデーヴ・ハビガーは次のように述べています。「今日、J.D. パワーの調査データとインサイトは様々な分野のグローバル企業から顧客対応戦略策定のために活用され、J.D. パワーの評価は世界中の消費者から確かな品質の基準として捉えられています。金融サービス、保険、テクノロジー、公益事業、トラベル、医療といった各業界の顧客動向に関するインサイトを総合的に活用することで、企業が克服しなければならない最も難しい課題の数々に対し、業界に関する深い専門知識や経験的証拠、アルゴリズムによる予測モデルをより良い形で提供できると信じます。梅澤と日本の彼の素晴らしいチームと緊密に協力し、弊社のより深みのあるインサイトの提供によって、様々な企業の国内外での活動を支援できることを楽しみにしております。」

 

グローバル・ビジネス・インテリジェンス部門は今後、業界内外を問わず、あらゆる分野の顧客体験を捉えた鋭いベンチマーク調査の開発に注力し、 消費者の動向を予測する独自のデータと分析、消費者動向の予測モデル、 コンサルティングの業務を提供してまいります。特に、日本国内では、役員報酬の評価、国際競争力、金融インフラの近代化といった、企業が抱える様々な重要課題に対し、顧客体験とセンチメント分析に関するグローバルなデータベースを活用した公正中立な評価指標を提供いたします。

 

 

経歴 梅澤 希一(うめざわ きいち)

筑波大学国際関係学類卒。ペンシルバニア大学ウォートン校MBA卒。日本銀行、金融庁、ゴールドマン・サックス証券、UBS証券を経て、2018年にJ.D. パワー ジャパンの常務執行役員 及び グローバル・ビジネス・インテリジェンス部門長に就任。公的・民間の両部門において金融業界に携わり、経済・市場調査や政策立案のほか、資本市場政策の提言や営業戦略の企画・立案など幅広い経験を有する。

 

梅澤からのコメント:

急速なグローバル化や働き方改革などを受けて日本における企業を取り巻く環境が大きく変化する中、定量的な証拠と高度なマーケット・インテリジェンスに基づいた戦略を立てることが、ビジネスリーダーにとってこれまで以上に重要になってきています。高度な分析能力と公正な視点で知られたJ.D. パワーに参画し、世界の市場での更なる成功に向けた日本企業への支援ができることを大変光栄に感じております。