Press Release

モバイルデータ通信端末に対する不満はバッテリーと起動時の遅さ

満足度の上位3機種は「L-02F(LGエレクトロニクス)」「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15(HUAWEI)」「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11(NECアクセステクニカ)」

2015年日本モバイルデータ通信サービス顧客満足度調査<利用実態編>

<当資料の要約>

  • モバイルデータ通信サービス利用端末の93%はWi-Fiルーター
  • モバイルデータ通信端末に対する不満の上位3項目は「バッテリーの持ちが悪い」「起動してインターネット接続可能になるまでに時間がかかる」「充電するのに時間がかかる」
  • 満足度の上位3機種は「L-02F(LGエレクトロニクス)」「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15(HUAWEI)」「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11(NECアクセステクニカ)」

 CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木郁、略称:J.D. パワー)は、2015年日本モバイルデータ通信サービス顧客満足度調査<利用実態編>の結果を発表した。

 当調査は、データ通信専用端末(※)の個人利用者を対象に調べたものである。

※ 対象とした端末は、Wi-Fiルーター、USB端末、PCカード、Expressカード

今回が第3回目の調査となり、2015年3月にインターネット調査を実施、総計2,750人から回答を得た。

モバイルデータ通信サービスの利用端末は、Wi-Fiルーターが93%と大多数を占めている。モバイルデータ通信端末に対する不満の上位3項目は「バッテリーの持ちが悪い」「起動してインターネット接続可能になるまでに時間がかかる」「充電するのに時間がかかる」であるが、本調査を開始した2013年と比較すると最も多い不満であった「バッテリーの持ちが悪い」の割合は減少している(「起動してインターネット接続可能になるまでに時間がかかる」は2015年より聴取開始)。

【図 モバイルデータ通信端末に対する不満:2015年/2013年の推移】

【図 モバイルデータ通信端末に対する不満:2015年/2013年の推移】

本調査では、モバイルデータ通信端末に対する満足度を10段階で聴取している。機種別に満足度をみると、満足度の高かった上位3機種は「L-02F(LGエレクトロニクス)」「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15(HUAWEI)」「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11(NECアクセステクニカ)」となっている(上位3項目をアルファベット順に記載。満足度の高い順ではないことに留意)。いずれも2014年に発売された機種であり、下りの最大速度は100Mbps以上となっている。また満足度の高い上位3機種は、不満項目による多寡はあるものの、全般的な傾向として不満が少ない。

*J.D. パワーが結果を発表する調査はすべてJ.D. パワーが第三者機関として自主企画により実施したものです。

<ご注意>

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